神奈川労務安全衛生協会講演

一昨日、恒例の神奈川労務安全衛生協会平塚支部での講演を開催させていただきました。いつもは労務部の部会で講演させていただくのですが今回は安全部での講演ということで、安全配慮義務違反を扱いました。

安全配慮義務という言葉は会社で労務管理を担当されている方であれば誰でもご存じだと思いますが、法律にはっきりと定められておらず(労働契約法の制定でようやく定められましたが、具体的な義務内容までは規定されておりません)、どのような場面でどの程度の義務を負うのか、また誰が義務を負うのか良く分からないというのが正直なところではないかと思います。講演では、こういうケースでは判例はここまでの義務を認めている、ここまでの対策を講じていれば義務を果たしたと認めているという分岐点を紹介しました。

また、労働安全衛生法では会社が講じるべき安全対策が規定されていますが、労働安全衛生法上の義務と安全配慮義務は同じなのか?違うのであれば何がどう違うのか?労災保険の給付と安全配慮義務違反による民事上の損害賠償義務はどのような関係に立つのか?といった労務担当者にとってのかゆいところを解説しました。

平塚支部では12月にも安全配慮義務に関する講演を開催させていただきます(こちらは主に過重労働を扱う予定です)ので、関心のある労務担当の方は是非ご参加いただければと思います。

 

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