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弁護士によるマンション管理Q&A⑬

Q マンションの区分所有者の1人が5年前から月額32000円の管理費を滞納し続けており、その総額が192万円になっていましたが、先日事故により亡くなられました。相続人は、妻と息子と娘がいます。マンションは息子と娘が半分ずつの持分で相続したとのことです。現在マンションには妻が一人で住んでいます。マンション管理組合は、滞納管理費を誰にいくら請求できるのですか?

 

A 被相続人が死亡する前にすでに発生していた滞納管理費は、被相続人の死亡と同時に、特段の手続をとることなく、各相続人に法定相続分の割合にしたがって相続されることとされています。そして、この結論は、誰がマンションを相続したか、また、誰が現在居住しているかによって左右されません。

 したがって、今回の相続人の法定相続分は、妻が2分の1、息子が4分の1、娘が4分の1ですので、このマンション管理組合は、妻に96万円、息子、娘にそれぞれ48万円を請求することができるということになります。

 

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