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AD時代のこと

このところ初対面の方と会う機会が多いのですが、良いのか悪いのか、多くの方が、私が弁護士としてどんな活動をしているか以上に、前職がADであったことや具体的にどんな仕事をしていたのかに興味を示します。そこで、これからたまにAD時代のことについて書いていきます。

私が担当していたのは、日本テレビのスポーツ番組全般です。スポーツうるぐす(現Going!Sports&News)、トヨタカップ(現クラブワールドカップ)、高校サッカーといった民放の番組から、BS日テレ、CSのG+の番組まで幅広く担当していました。サッカー経験者かつ知識も豊富ということでサッカーの番組(日本代表の親善試合など)に優先して回してもらっていましたが、アメフト、ボクシング、プロレス、バイク、競輪などありとあらゆるスポーツを扱いました。

採用が決まってから、まだ学生の期間を利用して、まずはアルバイトとして同社で働いたのですが、バイト初日、その日のスポーツニュースのキャスターであった中畑清さん(現横浜DeNAベイスターズ監督)に挨拶に行くと、「君は誰だ?」と聞かれました。「会田といいます。」と答えると、中畑さんから「そうか、君に会いで(会えて)良かったよ」と何とも温かいながらも無理矢理なダジャレをいただいたので、思わず「そ、そんな、キヨシくです。」と果敢にダジャレで返しにいったのを覚えています(中畑さん、笑ってくれていたのでセーフです)。

バイト時代は何の責任も負わずのんびりと働かせてもらっていましたが、社員になると状況は一変しました。バイト時代のスポーツニュース班からスポーツ中継班に異動になりバイトの私を全く知らない先輩たちの中で働くことになりました。初日にプロデューサーの元へ行くと、「そうか来たか。今日からお前にはアメフトやってもらうからとりあえず××ディレクターのとこに電話してみて、これ連絡先だから」と言われたので、メモを見て××Dに電話をし、挨拶をして、とりあえずどこに行って何をしたら良いか聞いてみました。すると、××Dに「なんだお前?初めての挨拶が電話かよ!?ふざけてんの!?」と電話越しに思い切り怒鳴りつけられました。Pに言われたとおりにやったらDに怒鳴られるとは何て理不尽な!この時、××Dのもとへ向かうまでのどんよりとした私の心境は想像に難くないと思います。

しかし、実際に××Dに会ってみると、小柄で痩せ型で猫背な方でした。これなら最悪の展開になった場合負けはしないかなと、ちょっとほっとしました笑。まあ、よくよく話してみると全然怖い人でもなかったですけど。

ちょっと和んで××Dらと談笑してから、NFLの試合の編集作業に入りましたが、なんとその日はいきなり徹夜でした。入社初日とかそういうことは全然関係ありません。これがADです。私のADライフはこんな風に始まったのです。

 

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