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管理業務主任者

昨年末に受験した管理業務主任者試験の合格発表があり無事合格していました。順調に行けば講習を受け、4月くらいには登録できそうです。

管理業務主任者とは、マンション管理会社においてマンション管理のマネジメント業務を担う者であり、代表的な業務としてマンション管理組合の管理委託契約における委託契約に関する重要事項説明などがあります。一定の要件を満たすマンション管理会社は管理業務主任者を置かなければならないとされています(マンションの管理の適正化の推進に関する法律第56条第1項)。

この資格を取得しようと思ったのは、これまで自分が培ってきた顧問弁護スキル(特に不動産管理会社の)を、弁護士とは違った角度からアプローチすることにより向上させるためです。過去に不動産管理業を営む会社の顧問対応をした時に、居住者や管理組合との間のトラブルの相談を聞く際に、法解釈よりもマンションの建築方法や内部の構造の理解に苦しんだことがありました。バルコニーの使い方について、一見問題がなさそうなのですが、防水工事などに入ることを具体的に想定した場合に使用方法に問題があるというケースでした。こういったケースでは、実務的知識があれば非常に役立ちます(というよりも、それがなければ正しいアドバイスができないですよね)。また、紛争発生後に事案に介入するケースの多い弁護士と比べ、管理業務主任者は紛争発生を前提にせずに管理会社の業務に関与するため、顧問弁護士としてのみ関与するよりも紛争予防の策を講じやすいといえます。そう考えると有意義かなと思い受験に至ったのです。

まだ試験に合格したという程度ですが、登録してもっとスキルを磨き、弁護士業務に還元できたらと思っています。